【伝記】『CDでわかる ショパン鍵盤のミステリー』
仲道郁代=編著 /発行元:ナツメ社 A5判・160ページ・オールカラー ※共著者として参加。藤嶋ミロの名は使用していません。
【読み物】「ショパン――ある風景」 NHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン ショパン」テキスト 2005年8月から半年にわたって放送されたNHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン ショパン」のテキスト。このテキストに私はショパンの生涯から幾つかのエピソードをつづった読み物「ショパン―ある風景」を書かせていただいております。 ジョルジュ・サンドをはじめとする有名な恋愛にまつわるエピソードには敢て触れず、ポーランド人としてのショパン像を中心に書いてみました。 11月蜂起とその後のポーランドの状況は私にとって最も関心のある事柄ですので、こうしたテーマを前にするとつい熱が入ってしまいます。
2007年4月、番組の再放送に伴って復刻再販され、ご好評を頂いております。
【小説】ミスター・フリッツ! 天才ショパン 命を投げ出し友を救う (サンルイ文庫)
藤嶋ミロ+Matuszynska著 イラスト:相模八 St.Louis.Bunko刊 定価750円 ISBN4-9902823-0-2
C0193
2005年夏にブログ「ショパンな日記」に連載していた小説「ミスター・フリッツ」の文庫化。
物語の語り手は実在のショパンの友S・ヴィトフィツキ。 主人公は奇跡的に健康を取り戻した「ショパンさま」。 そんな彼の背後に忍び寄る魔の手・・・・。
と、このような設定で物語が展開するわけですが、実際に活躍するのはショパンさまというよりも、友人のユリアンとヤンと言えるかも知れません。 ここではショパンさまを熱烈に愛する一人の夫人が登場します。この夫人がですね、ショパンさまをおびき寄せる手段として親友の医者さん(ヤン)を誘拐してしまうのです。 身代金はズバリ「ショパンさま」。 寂びれた城の塔に幽閉された友を救うため、ミスター・フリッツことショパンさまは、相棒ユリアンと共に城に乗り込む決意を固めます。迫り来る恐怖と危機。そして思わぬ結末が・・・・・。
※この物語は実在の人物をモデルとした、完全フィクションです。
【記事】「ショパンの従兄 ヴォジミェシュ・クシジャノフスキ」
ムジカノーヴァ2004年8月号(ムジカノーヴァ)
米国南北戦争の英雄ウラディーミル(ヴォジミェシュ)・クシジャノフスキについて。クシジャノフスキはショパンの従弟であるとの説が存在し、現在もその人物に関する研究が進められている。
【小説】「おじいちゃんの手紙」 第7回フェリシモ文学作品集 (フェリシモ)
フェリシモ文学賞入選作「おじいちゃんの手紙」が載っています。 原稿用紙5枚の短編です。
フェリシモ刊
; ISBN: 4894323303 ; 2004年6月発行
【記事】「ジロティとラフマニノフ」 音楽現代 2003年12月号
『音楽現代 2003年12月号』―ラフマニノフ生誕130年記念特集に、ラフマニノフの従兄であり、師でもあったアレクサンドル・ジロティに関する記事を書かせていただいております。
ラフマニノフとジロティの「師弟としてのこだわり」について書き記しております。
ご興味ある方は、バックナンバーをお求めくださいませ。
【伝記小説】鷲の刻印 フレデリック・ショパンの運命(上)(下) (音楽之友社)
ショパンの生涯を描いた伝記小説。
音楽之友社刊
; ISBN: 4276215250 ; 上 巻 2003年3月発行 音楽之友社刊 ; ISBN: 4276215269 ; 下 巻
2003年3月発行
【エッセイ】ポーランドの漫画雑誌「Manga
Mix」 (Waneko)
ポーランドのマンガ雑誌『マンガミックス』にショパンに関するショートエッセイを載せています。記事はポーランド語です。
『小説・ショパン ワルシャワ幻想曲』についてもご紹介いただきました。
【伝記小説】小説 ショパン ワルシャワ幻想曲 (ショパン)
ピアノ音楽誌『ショパン』に1999年から2000年にかけて1年半連載された小説の単行本化。単行本化にあたり、大幅に加筆修正を加えました。
菅原三織さんのお洒落なイラストと共に、読者の皆さんから好評をいただいております。
本作品では、ポーランドで生まれ育ったショパンが20歳でウィーンへ向けて出発するまでを描いています。
よき家族、友人に囲まれ楽しい少年時代を送ったショパンが次第に愛国心を目覚めさせていく姿を、この本から読み取っていただければ嬉しいです。点字図書にもなっています。
ショパン刊
; ISBN: 4883641414 ; 2001年4月発行
【小説】夢魂の歌声 音楽家ステファン・ラマーシキンの手記 (ショパン)
ラフマニノフ生誕125年記念として、ピアノ音楽誌『ショパン』1998年1月号より1年間連載された小説が単行本化されたものです。
ラフマニノフの伝記ではありませんが、ラフマニノフと同年の従弟アレクサンドル・サーチンの若き日のエピソードがモデルとなっています。
1997年、筆者が同人となっておりました文芸同人誌『コスモス』の年間最優秀賞「コスモス文学賞」(児童文学部門)を受賞し、1999年には埼玉県推奨図書、全国図書館協会選定図書に選ばれました。
ショパン刊
; ISBN: 4883641201 ; 1999年3月発行
【連載】ピアノ音楽誌「ショパン」
1998年1月号(1997年12月20日発行)より2年半にわたり、連載小説「夢魂の歌声」「ワルシャワ幻想曲」を執筆させていただきました。
そのほか単発でポーランド旅行記等も書かせていただきました。
読者葉書でご感想をお寄せくださいました皆様、ありがとうございました。コピーをとらせていただきまして、大切に保管してあります。
【小説】小さな英雄
文芸同人誌で活動をしていた頃の中篇小説。19世紀末の米国南部の町を舞台に繰り広げられる、少年たちの熾烈な戦いと友情の物語。1996年文芸同人誌「コスモス」文学新人賞受賞作品。その後、既に廃刊となった文芸雑誌に掲載されました。
【論文】『カール・ホルタイの音楽劇《老いた将軍》―その実像と歴史的意味について』
三恵社刊 2009.3. 定価3500円 ISBN978-4-88361-463-9 C3073
【論文】神格化されたポーランド――19世紀ドイツにおけるポーランド熱について
【翻訳】ネジダーノヴァが語るラフマニノフの思い出
【翻訳】映画「ロシアの白雪 チェス王アリョーヒンの生涯」(モスフィルム)
【翻訳、記事等】ラフマニノフ協会(旧:愛好協会)会報「Lilac」
【楽曲解説】ラフマニノフ歌曲 ロシア大使館におけるコンサートプログラム 1998年春
【エッセイ】「モスクワ留学記」(サンインフォーメーションセンター情報誌「われら人間」)1994年
つづく
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